iPhoneの調子が悪く
数日間「電波が無い生活」を過ごした
今現在、iPhone13 miniを使用しており
そんなに古いモデルでは無いのだが
なぜか今月に入ってから急に
「SIMが認識できません」
と表示され、電波が拾えなくなる
ということが頻繁に起きるようになった
大体は、電源を落とし
SIMを抜き差しすれば
なんとか正常に戻っていたのだけれども
ここ数日、そのやり方も通用せず
完全に電波のある世界から
引き剥がされた
「これは困った…」
と心底思ったのだけれども
「でも、スマホが無い時代だってあったんだよな〜」
と、なぜだか急に開き直り
数日間、その状態で過ごすことに
iPhoneが使えなくなり
”自分がどう困るのか”
という部分に、興味が湧いてしまった部分もある
今日の天気はどんなかな〜?
連絡が来ていないかな?
みんなは今どう過ごしているのだろう?
ポイ活するのに、ログインしなきゃ
Voicy聴きながら作業しよう
これはどういうことだっけ?調べてみよう
道がわからない、ここからどうやって帰るんだ?
銀行の残高いくらだったかな?
頭に浮かんでは
「あ、電波ないから使えないんだ…」
と冷静になる
わかっていたつもりだったが
想像以上に、使っていた…
iPhoneが使えなくなって初めて
どれだけ普段
依存していたのか気づき、驚いた
電波の無い世界は
とっても不便だった
でも、同時に
とても穏やかで、ゆったりしていた
時間が進むのが、ゆっくりに感じた
人との会話に、いつも以上に時間を使えた
外の景色を、ぼーっと眺める余裕ができた
なるほど、これがデジタルデトックスってやつか
ひょんなことから、思わぬ産物
電波が無い世界なんて、悲惨なもの
としか思っていなかったけれども
不便さが与えてくれることも
あるのだな〜と改めて
その後、何度SIMを抜き差ししても
iPhoneは直らなかったので
「もう新しいiPhone買うね」
と言いながら
ダメ元でアップデートしてみたところ
なんとびっくり、直りました。笑
電化製品って本当に、不思議
僕の声が聞こえてるのかな?
ちょっと動作不良は
心配だけれども
ひとまずもう少し
使い続けてみることに
これは過剰な「便利」に
慣れすぎてしまっている僕への
警告だったのかもしれないな〜
そんなことを一人思いながら
電波のある世界との距離感を、もう一度考え直そう
そんな気持ちになった