東京から地方に移住し
車を所有するようになったら
すっかり歩く機会が少なくなった
ちょっと買い物に行こう→車
ちょっと図書館に行こう→車
ちょっとご飯食べに行こう→車
東京にいた頃は
この「車」の部分が
全て歩き、もしくは自転車だったのに
すっかり車生活に染まりきってしまった
「これはよくないな〜」
と思いながらも
抜け出すきっかけを掴めずにいると
そんな自分をちょうどよく
変えてくれるきっかけが現れた
市内にある花見の名所に
相方と車で行こうとしたら
観光地として栄え
臨時駐車場に車を停めて
シャトルバスで向かわないといけないような場所へと
変貌を遂げた
僕が高校生の頃は
普通に車で行けていたのに
今や県外、はたまた海外からも
観光客が来る場所となっていた
いやはや、ありがたや
同じ市内に住んでいるのに
シャトルバスもな〜と思ったが
徒歩で行くには1時間程かかり
僕はよくても相方が嫌がること間違いなし
さてどうしたもんか?
と少し考えてみると
そうだそうだ!
僕らには、自転車があった
ところがいざ乗ろうとすると
すっかりタイヤの空気
が抜けてしまっていた…
東京の家であれば
徒歩圏内に自転車屋さんがあり
(その自転車で僕らの自転車も購入した)
そこで無料で借りれる空気入れがあったので
毎月入れさせてもらっていたのだが
今の家の徒歩圏内に
そんな自転車屋さんは、ない
そういう意味では
東京はやはり便利だったな〜
ということを改めて感じながら
ないのではしょうがない
こちらの暮らしに適用しよう
と、いうことで
空気入れを調達


いわゆる「ママチャリ」の空気入れであれば
幼馴染の物置あたりから発掘されそうだったのだが
クロスバイク用の空気圧が計れるものは
どうにも見つかりそうになかったので
久々にamazonレビューと睨めっこしつつ
実際に使っている方の口コミをチェックして
お値段もそれなりにかわいいものを購入




こういった類のものは
クオリティを求め始めると
もうきりがなく…
それに伴って値が張るものが多いのだけど
そこまでガチ勢ではない僕からすると
「ちゃんと空気が入ってくれればいい」
「簡単に壊れなければいい」
とそんなところで
あれこれ考えながら
数日悩んだ末に
折り合いがついたのがこちらの
SERFASさんのFP-200 AF-T1という空気入れだった


ガチ勢の方もよくお勧めされていた
SERFASさんの「FP-200」という人気の空気入れがあるのだが
そちらの基本機能を備え、樹脂製ベースで作られているのが
こちらの「FP-200 AF-T1」という商品で
お値段もFP-200の方だと5千円程し
「うっ」となるところ
FP-200 AF-T1だと
3千円代で購入できる
何より今回決め手となったのが
東京で近所の自転車屋さんから
毎月借りていた空気入れが
「FP-200」だったこと。笑




早速かぽっとはめて
空気を入れてみた
漏れることなく
しっかり空気を入れられ一安心
東京の頃の使い心地となんら変わらず
そうそう、これこれ
と自然と笑みが溢れた




ママチャリ用の部品も
付属でついているので
別途、空気入れを購入する必要はなく
2台とも空気を入れることができた


自転車の空気がしっかり満タンになったおかげで
お目当ての花見の名所まで相方と
ふたり楽しくサイクリングしながら
行くことができた
「車じゃなくて、こういう時間も大事だね〜」
そんな言葉が相方の口からもこぼれ
空気入れを購入したかいがあった
と、嬉しくなった
せっかく自然豊かな地方へ移住したのだから
愛車を楽しむ気持ちは大事にしつつ
車社会に染まりきらずに
自らの足で進む楽しさも忘れずにいよう

