どぉも、ボーノです。
前回は手網焙煎の始め方を書かせていただきました。
僕が初めて焙煎をしたのは2020年4月のこと
初めて焙煎した時のあの感覚は今でも忘れません…
そしてその時の珈琲の味も…
僕にはとても衝撃的でした
近所にある珈琲屋さんの珈琲を真似して
ピチピチ2ハゼをさせて焙煎した珈琲を飲んだ僕の初めての感想…
なにこれ、炭じゃん…!!
全然美味くなかったんです、実は。
だからハマったんですが。笑
今回は初めての焙煎がどうだったのか、そしてそれを救ってくれた2冊の本をご紹介します
手網焙煎奮闘記(炭から救ってくれた本のご紹介)
初めて焙煎をした日、とにかくやってみたくて
道具を一式揃え
ベランダへいざ出陣!!
とチャレンジした僕の焙煎結果と、そこから救ってくれた本を順を追ってご紹介します
初めての手網焙煎結果
近所の珈琲屋さんで飲んだ美味しいモカマタリ
焙煎度合いはどうやら深煎り
なるほど2ハゼってのをさせればこの色にどうやらなるらしい
そんな感じでやってみまして
出来上がった珈琲がこちら
うん、色はなんだか珈琲っぽい
え、なにこれ。珈琲の焙煎って簡単なんじゃない?
僕でも全然やれちゃうんじゃない?
そんな気持ちでニヤニヤしながらいざハンドドリップ
でも、もう淹れた時点で少し気づいておりました
(あれ…香りがなんだかおかしい気が…気のせいかな?)
淹れ終わったどす黒い珈琲(?)を一口
「わぁ〜炭だ!!!!」
手網焙煎にて炭を生み出してしまいました。笑
もうびっくりするぐらい、全然美味しくなかったです
ならば、今度は火から離して炭になるのを防ごう!と思い
2回目の挑戦はこちら…
まばら〜。
完全にチキりました。笑
極端な僕。お味もなんだかパッとしない。
ちょっと前まで「意外といけるんじゃない?」と思っていた自信は秒で消えさりました
このまま終わるなんて悔しすぎる…
なんとか「飲める珈琲」を焙煎したい!!
そこで探しに探して、出会った本がこれから紹介する2冊です!
僕の焙煎の指針となり
おかげで「飲める珈琲」を焙煎できるようになりました!
焙煎の指針となった2冊の本
僕の手網焙煎を上達させてくれた本を1冊ずつご紹介していきます
「中川ワニ珈琲」のレシピ 家でたのしむ手焙煎(ハンド・ロースト) コーヒーの基本
焙煎の手順がとてもわかりやすく書かれています
生豆の焙煎されていく様子を写真でコマ送りのように載せていてくれていて
豆の色や香りをとても丁寧に説明してくれています
また、焙煎への考え方で僕が面白いなーと思ったところは
『焙煎』という言葉はなんだか業務的だなと、毎日自分の手を経て飲むものだから『調理』のほうがしっくりくる。と
と書いていたところ。
珈琲を炭にしてしまったことは今となっては笑い話ですが、正直結構ショックでした。
やっぱり、珈琲屋さんのようなちゃんとした人がやるもので、
僕なんかがやるもんじゃなかったんじゃないかな…と少し後悔もしたり
でも、この言葉のおかげで
敷居の高い「焙煎」をもっと身近なものと捉えられました
僕の手を経て僕だけの珈琲を調理すればいい
そう思わせてくれて、焙煎をもっと楽しもうと思えた一冊でした
休みの日には、コーヒーを淹れよう。
手焙煎の方法だけではなく、豆の選び方、挽きかた、
たくさんある抽出器具に合わせた淹れ方もわかりやすく紹介している本です
珈琲は知れば知るほど深い世界で
正直どこからかじればいいんだ…とたじたじでしたが
この本のおかげで満遍なく珈琲の楽しさを学ぶことができました
焙煎も含め、珈琲の輪郭を知りたいなという人にはおすすめの一冊です
焙煎はおもしろい
この本達のおかげで1つの指針ができた僕は
とにかく試してみたい!とワクワクが止まらなくなり
「一日一焙煎」なんてことを毎朝やっておりました
そして飲める珈琲(炭でも半生でもない珈琲)を無事に焙煎できるようになりました
また、自分で焙煎したこと1つの気づきがありました
それは…
やっぱり珈琲屋さんの珈琲って美味しいんだ!!
前々から美味いとは思ってましたが
「こんなに手間ひまかけて僕らのところへ届けてくれてたのか!」
ともうびっくりしまして
その過程を知ることで
より感謝しながら飲むようになりました
自分で焙煎した珈琲にも愛着がわき
珈琲屋さんの珈琲にはさらにリスペクトが生まれていく
焙煎は楽しいです
ぜひ皆さんも一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか