どぉも、ボーノです。
珈琲の自家焙煎に自宅でチャレンジしてみたい方に向けて
自家焙煎のはじめ方についてまとめてみました
今日も珈琲が美味くてしあわせ
と、よくTwitterでつぶやいてる僕ですが
実はどハマりしたのは最近のことで
本格的に珈琲の沼に足を踏み入れたのは2020年4月のこと…
そう、自分で焙煎をはじめたあの日から…
と、いうことではじめ方について
さっそく行ってみましょう!
はじめての珈琲、自家焙煎チャレンジ
そもそもどうして自家焙煎をはじめたのかと言いますと
コロナ禍の中、行動は制限されて滅入る…
でもこうなってしまったらしょうがない
「せっかくなら家でできることを楽しもうー!」
という安易な思い立ちからでした
必要な道具一式
やりたいことには一直線!!
な、ほのぼのボーノがまず揃えた道具一式はこちら
- 焙煎用の手網
- 珈琲の生豆
- ざる(深型ピシャット)
- カセットコンロ
- 軍手
- クリップ
- ドライヤー
道具について1つずつ説明していきます
焙煎用の手網
珈琲豆を煎るのに使います
ほうろくやアウベルクラフトの焙煎キットなども考えましたが
結構なお値段します…。
「飽きてしまうかも…」と心配な方や
「とりあえずすぐにやってみたい!」という方には
手軽に買える手網がおすすめです
そしてもう一つ、手網の良いとこは
「豆の焙煎されていく様子」を自分の目で楽しめるところ!
これ、もはや醍醐味ではないかと思うんですが
「こんなふうに珈琲って変わっていくんだー!」と手網で焙煎すると感動します
事実、僕はこの感動で珈琲にどっぷりハマりました。笑
いろんな手網を見てみましたが
こちらの手網は豆の出し入れも楽で、持ちても木で持ちやすく
網目も豆の様子を確認しやすいためおすすめです
珈琲の生豆
これがないと始まりません
珈琲の生豆です
「焙煎される前ってこんな色してるんだー」
と僕は興味津々だったのを覚えてます
生豆はいろんなところで買えますが
松屋珈琲さんは1kgから買えてAmazonだとすぐ届くのでおすすめです
(道具だけ先に届いて肝心な生豆が届かなかった時の手持ち無沙汰感は半端ないです。笑)
100g単位でしか普段買わないのに1kgもいらねーよ!
と思ったそこのあなた!
僕も同じこと思いました。でも必要でした。笑
生豆の中には欠点豆が入っていて(これ一緒に焙煎すると美味しくない)
そいつを取り除く作業が必要になります(みんながよく言うハンドピック)
これで結構生豆減ります
そしてもう1つ
焙煎すると生豆って目減りするんです
「計って焙煎したはずなのに、僕の豆2割どこ行ったんだー!」
と何度嘆いたことか…
「焙煎楽しい〜!何これー!!もっとやりたい」
って考えたら1kgなんてあっという間です
1回で上手く焼けるとも限りません
(はじめて焙煎したときの僕の珈琲は炭。笑)
ざる(深型ピシャット)
家庭によくある丸いざるや園芸用のざるでも全然問題無いと思います
焙煎した後の冷ます作業がしやすかったのでこのざるのリンクを貼っておきます
家庭にあるざるでと考えましたが、使用頻度が高くなり
相方に「ザルが無い」と文句を言われ強制終了しそうでしたので
僕は最初に準備しました。笑
カセットコンロ
カセットコンロはダントツでこちらをおすすめします!!
僕はドンキホーテさんの1番安いカセットコンロを最初使用していたのですが
ベランダで使用していたため風に煽られ
火力が不安定…
(そりゃそうだ。まさか外で使われるなんて思って無い)
「家のコンロぐらい火力の強いものが欲しい…」
そんな悩みを解決してくれたのがこのカセットコンロ!
外でも火力が安定して使えるので本当におすすめです
キャンプの時にも使える!とレビューにもたくさん書いてありました
「家のコンロでやるよー」と言う方は不要です
ただ、焙煎をしている間、チャフというカスがたくさん飛びます
「そんな、コンロ周りが汚れるのは困る!」という方や
また、コンロの仕様で
高温になると火力が勝手に調節されてしまうセンサーがついている方
についてはカセットコンロで行うことをおすすめします
軍手、クリップ
焙煎している時の豆は高温で非常に危険です
火傷をしないように軍手をはめ
クリップで手網の蓋をとめて
高温の豆が飛び出してこないようにします
ドライヤー
焙煎が終わった豆は、それ以上焙煎が進まないようにするために
急速に冷やす作業が必要になります
うちわでひたすら冷ますのもOKですが
僕はただ単純に疲れるのと。笑
高速でしっかり冷やしたいため
ドライヤーの冷風モードをおすすめします
焙煎の流れとポイント
手網焙煎の簡単な流れ
- 生豆からゴミや欠点豆を取り除く
- 手網に生豆をいれて煎っていく
- お好みの焙煎加減になったら火からおろしてざるにうつす
- ドライヤーの冷風で一気に冷ます
手網焙煎を成功させるためのポイントを3つご紹介します
ポイント1:めんどくさがらずゴミや欠点豆を取り除く
「ゴミとか欠点豆とか言われたって俺にはよくわからないし〜」
と思ってるそこのあなた
生豆をじーっと見てくみてください
※先日僕がハンドピックしたときに出てきた欠点豆達
欠けた豆、カビのはえた豆、色が悪い豆…
「あーこれはちょっと飲みたくないな…」という気持ちになる豆が混じっているはずです
そんな難しい話ではありません、これを取り除くだけです
このひと手間があるかないかで味が変わっていきます
黙々と探して弾いていく作業なので
僕は意外とストレス解消にもなってます。笑
ポイント2:火が豆全体にまんべんなく伝わるようにひたすら手網を振る
煎っていく際は、ポップコーンを作る時をイメージしてください
あの要領でひたすら手網を振って焙煎していきます
まんべんなく熱が生豆に伝わるようにすることで
芯までしっかり焼け、色ムラがなくなります
100gなら3~5分でバチッバチッ!と激しめの音がしてきます(これが1ハゼ)
そのまま煎り続けると今度はピチピチピチと言う音に変わります(これが2ハゼ)
この音を聞き分け豆の焼き色を見ながら、
「よし今回は1ハゼであげてみよう!」
「いや、今回は深めが飲みたいから2ハゼをばっちりさせてからあげよう!」
など、焙煎度合いを変えてみるのが自分で焙煎する1番の楽しみだと思いますので
ぜひぜひやってみてください
ポイント3:火からあげたらすぐに冷ます
火からあげ、ざるに移した後はすぐに冷ましましょう
そのままにしておくと焙煎がさらに進んでしまいます
冷めてから「あれ?火からあげた時と違うぞ?」
とならないように
ざるにあげたらすぐ冷やしましょう!
もう、すぐです!すぐ!
ここはスピード勝負です!焙煎を食い止めるごとく
全力で冷やしましょう!!
まとめ
手網焙煎をするまで、
正直なことを言いますと
珈琲の違いなんてよくわからないし〜
そんな変わらんでしょ、実際
という感じでしたが(本当愚かでした、ごめんなさい。)
こんな僕でも焙煎したての珈琲を飲んで
「え、こんなに違うの!?」と違いを知り
そこから「何これ、楽しい!」
と珈琲の沼にハマっていきました
普段何気なく飲んでいる珈琲ですが
楽しい発見がたくさんあります!
何気なく飲んでいる珈琲
いつもと違う形であなたも楽しんでみてはいかがでしょうか?
珈琲の沼でお待ちしております!