どぉも、ボーノです。
編み物を教わり、普段履いていた靴下すらも
なんだか違って見えてきました。
僕は月一でマダムから陶芸を教わっています
これまた面白いご縁で
元々は僕の友人とお知り合いだったマダム
友人に「きっとボーノは好きだと思う」
と、陶芸に誘っていただいたことをきっかけに
僕もお知り合いに
その友人とずっと月一でお邪魔していましたが
友人の引っ越しを機に
今では僕ら夫婦でお邪魔する形に
そして、ずっと陶芸を教わっていました
先日出来上がったスープ椀は
なかなかのお気に入り
自分でつくった食器だけで
食卓を囲むのが
僕の密かな目標
しかし、前回からちょっと寄り道
以前お会いした日、マダムが着ていたセーターが
ご自身の手編みのセータと聞き
既製品だと思っていた僕と相方、驚愕
「編み物なんて簡単だよ」
と言われ
モノは試しと早速挑戦
相方と毛糸を持参し
教わってきました
相方は器用なタイプで
要領をつかみ
スイスイ〜っと進む
僕は頭の中に「?」オンパレード
もうひたすら身体に覚え込ませるタイプ…笑
口では説明できないけれど
自然と手が動くようになり
帰る頃には楽しくなっていました
そんな中
その日履いていた靴下にふと目がいき
「これも同じ要領で編まれてるってことですか?」
とついつい質問
「そうだね〜それは機械だろうけど。
でも要領は一緒だよ。元々はなんだって、人間がつくり出したモノだよ」
なんだかそう言われて
急に普段履いていた靴下を見る目が変わった
思えば僕にとって
物心ついたときから、もう靴下は
こんな風に一つの「モノ」で
目の前に当たり前に存在していて
そんなことをちゃんと考える機会がなかった気がする
先人の知恵や工夫が
ぎっしり詰め込まれているのか…
そう思ったら
モノへのありがたみと、温かさを
感じずにはいられませんでした
マダムはとても器用に
器を作りますし
編み物もします
慣れた手つきで
スピーディー
かつ繊細に
早すぎて
気を抜くと
あっという間に
形づくられ
何が起こっていたのか
わからなくなります…
そんなマダムでも
たまに失敗をします
そんなとき
マダムはニヤッと笑いながら
「わたしね、誤魔化すのも得意なの」
と、しれっと補修していきます
そして
「人生も同じよ、大丈夫。いくらだって道があるんだから」
と教えてくれました
ここに毎月来たくなる理由は
これだな〜と改めて
自分の身のまわりのモノを
できるだけ
自分でつくったり
直したり
どうしても難しい場合は
誰かに手伝ってもらいながら
モノと付き合いたい
そんな風に思いました
それは
単に「モノ」を所有するだけ
ではない理由を
ここで見つけらたから