タッパーを新調した
何か特別高価なモノではなく
どこでも買える、100円ショップのタッパーだが
形が揃い、容器とフタがピタッとセットになって
収まる心地よさが、なんともいえない
我が家では、この小さなタッパーに
炊いたご飯を小分けにしてつめ
冷凍庫にて保管していた
使わないときには
重ねてしまっておきたいのだが
なんとな〜く買い
そのまま使い続けていたタッパーは
形もバラバラで、上手く重ならない
まぁ、まだ使えるし…
と、これまで使っていたけれど
フタが欠け
ボロボロになり
いよいよ使えなくなってきた
ということで、新調
小さなことかもしれないが
これが、なんだかとっても「ほっとした」
こんなタッパーごときに
何をこれまで脅かされていたんだ
という話なのだが
思えばこれまで
「このタッパー、収まりが悪いなー」
と見る度に、思ってしまい
げんなりしてしまっていた自分が
確かに、いた
今回、それを
すっぱりさっぱり手放せた
それがなんだかとっても清々しかった
同じ「タッパー」なのだけれども
形が揃っただけで
こんなにも日々、気持ちがいいのか
と自分でも驚く
こんなことは、人からしたら
「どうでもいい話」なのかもしれないが
少なくとも、自分にとっては
重要なことだったらしい
そんなことに自ら気づき
なんとなく、日々の中で思っていた
「大したことではないから」とは
一体これまで
誰基準の「大したこと」だったんだろうかと
ハッとする
気づかぬうちにこうして
見落としてしまっている自分の感情が
まだまだ、たくさんあるのではないかと
なんだかまた
糸口を見つけられた気がする
自分の抱えている「違和感」
に自身で敏感になり
上手に手放して、身軽になろう、そうしよう