娯楽費で残せたお金なんかを
毎月コツコツ貯めていたら
ある程度まとまったお金になってきた
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「来年のNISAの種銭に…」
と残したり
「自己投資資金」
と考え、貯めているが
まとまった金額を”持っている”というだけで
自分の心境に面白い変化があった
僕は、欲しいな〜と思ったモノは
「狙っているモノ」というリストに
一旦リストアップしているのだが
娯楽費で残せたお金が
まだ数千円だった頃は
「順調にこのまま残せたら、アレ買えちゃうよな…」
なんて、リストをパラパラ見ながら
購入することばかり考えていた
そうこうしているうちに
コツコツと貯まっていき
ついにはそれらが購入できる程の金額が貯まり
いつでも買える状態に
しかし、いざ貯まってみるとどうだろう…
今度は不思議なことに
「いつだって買える状態なんだから、なにも今すぐ買う必要はないよな…」
なんて謎の余裕が生まれてきた
我が家には
買うお金がないんじゃなくて
買っていないだけ
本多静六さんの本に
そんなことが書いてあり
「本多さんは本当に、心からそう思えているのだろうか？」
と、少し疑っていたけれど
なるほど、こんな心理だったのか
今なら納得
読んだ本の感覚って
その時はいまいちピンとこなくても
ある日突然、目の前にわっと現れ
「これか！」となることがある
だから読書って面白い
お金をたくさん持つと
「たくさんあるし、少しぐらい…いいだろう」
なんて気持ちになって
ドカーンと買う衝動が現れるのでは？
なんて思っていたけれど
コツコツ積み上げたものであれば
そうも単純なものではなさそうだ
過程を経て、貯まったお金
お金だけではなく
「そのお金を本当に大切なことに使おう」
という「想い」も一緒に貯まった模様
